冒険家の言葉
胸の中はやる気でいっぱいなのに、なぜかじわじわと不安が押し寄せてくる。この不安を、どうやったら振り払えるのか。直己はその方法を知っていた。
行動すること。
植村直己さんの生涯を描いた本の中に出てきた文章。植村直己 冒険に生きる
数々の前人未到の挑戦を続けてきた冒険家でさえ、いつもこんな気持ちになっていたのだから、不安になるのは当たり前。
やりたいこと…?
先日、鍼灸院の事業に関して、挑戦していた補助金申請が無事に採択され、看板作成やチラシの配布に着手することになりました。
申請書類作成を自力でやってみたので、連日夜遅くまでPC作業…という日々を3週間ほど過ごし、目の下はシワシワに…(=_=)お肌に悪いネ。そして申請から採択まで丸3ヶ月…。長い、長いよ…(´・_・`)。
そう、待ち望んだ採択、待ちくたびれた採択。申請した時点で覚悟は決めていたこと。自分でやりたいと望んだこと。
なのになのに…
いざ着手!となると、なぜか楽しみよりも不安が胸に押し寄せる…。
このブログに関してもそう。好きなことを書き綴るだけなのに…もうスタートしているのに…大好きな山のことを書きまくろうと思うのに、いざ書こうと思うと、何だか正体不明の不安が見え隠れする。
思えば大好きな山だってそうだ。行く前はもれなく不安になる。私何で計画したんだと思うことさえある。←笑
不安の正体
不安を感じやすいかあまり感じないか、人それぞれかもしれないけど、私はよく感じる。
この不安という感情、何のために出てくるかというと、自分を守ろう、生かそうとする生命の反応。不安や恐怖、現状維持、今の安全安定を望むこの正常な生命維持装置がなければとっくに人類滅びてる。
そして、まだ起こってもいないことを想定して、避けようとする働きって、実はものすごい高次元な脳の使い方。不安を感じるって、ちゃーんと賢い証拠。
不安は誰にでもあるとても必要な感情、そして素晴らしい能力。不安さん、いつもありがとうございます。
ただ、ここで大事なのは、「不安だからやめておこう」ではなく、「私は不安を感じているんだね。分かった。でも今はそれは一旦横に置いておいて、目の前の課題に取り組もう」ということ。
そう、自分が変わる前兆に出てくる不安。ちゃんと処理してあげて行動すれば、変化は私のもの。変化はもうすぐそこ。
不安で身動きが取れなくなって、なーんにもせず休養した昨日の一日も、この一投稿も。
私の夢に向かう大切な一歩だと信じて。
今日もグッジョブ。おやすみなさい。