細胞から“生きる”を考える

細胞の使命

ちょっと前に話題になった人気まんが【はたらく細胞/清水茜】2巻3巻を読みました。(1巻、4~6巻はこれから)

細胞を擬人化して、人体の中の出来事を分かりやすく説明してくれているこのまんが。とっても面白いです。全6巻。

すごいですね、細胞たちは。文句も言わず、ただただこの生命体を生かす方へと仕事をしてくれている。

痛みだって、体が「ここ傷んでいるから修復して欲しいよ」って言ってくれてるサイン。全てが完璧、最善な仕事ぶり。

人体を構成する細胞は約270種類、全37兆個。それぞれが自分の仕事をこなし、日々新しく作り変えられていく中で、がん細胞に代表されるエラーの細胞が出来たりもする。同じように生まれてきただけなのに、処理されていく様は切ない。

何も悪いことしてないよね…がん細胞さんありがとう
なんのために生まれてきたんだ…!それは永遠のテーマ

人間の使命

改めて、「生きる」って何なんでしょうね。生命体としてこの世に生まれて、死んでいく意味は何なのか。

20代の頃からつい最近まで、ずっとこの問いについて考えていました。答えを求めて相当いろいろ悩んだけれど。

私が一番納得した答えの一つは、「特に意味はない。ただ生まれて子孫を残すという役目を背負ってこの生命の連鎖の中で生まれてきただけ」ということ。考えても無駄、ってやつですね。

言葉や文章は忘れてしまいましたが、そんなことが書いてあったのがこの小説。池澤夏樹さんの紡ぐ世界はとても好きだ。また年明けにでも読んでみよう。

【真昼のプリニウス】池澤夏樹著

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でも、正解なんて無いのだ。答えは無限にあるはず。

結論、それぞれ好きに生きたら良いということですね。

あぁ今日も良く生きた。細胞に良いことしてあげないとなー、早く寝よう。おやすみなさい。

今日の空、絨毛みたいな薄雲⛅