7年ぶり!
先日、草津温泉スキー場へ。私は実に7年ぶりにスノーボードをしました。何のために行ったかというと、まごめじゅん先生の、プロのカウンセラー向け体験型勉強合宿。前日は尻焼温泉という山奥の秘湯温泉宿【星ヶ岡山荘】に泊まり、楽しい仲間と美味しい料理、野性味溢れる川湯、静かに流れる時間、深い学び。とっても楽しくエキサイティングでした。1/17(火)-18(水)
アクティビティのスキー・スノーボード時間は、お天気も良く、冷たい風が心地良かった。それぞれスクールで教えてもらったり、自由に滑ったり。楽しい時間を過ごしました。でも、
「楽しかったー!」
だけで終わらないのがまごめ塾。
スキーという体験を通して
【あのときの自分は何を掴み取るためにその経験を用意したのか?】
この言語化が待っていた!
水と雪と私のストーリー
私は運動神経がすごく良い方ではないけれど、体を動かすのは好きで、5歳~大学生までは水泳、新社会人~20代後半まではスノーボードにハマりました。この二つに共通していて、そして今の山好きに繋がっているのは「自然との一体感」「自由と解放」。
水泳は、水との一体感。重力からの解放。自由自在に水の中で動き回れるのが気持ち良くて楽しくて、夢中になってやった。
スノーボードは、風との一体感。人間のスピードを超越する解放感、滑走の爽快感。もっともっと上達したくて、一人でもスキー場に通い、何度もスクールで教えてもらうほど。
ただし、当時の私はどちらのスポーツも「他人との競争」という目で捉えていたためか、「タイムが伸びない」「なかなか上手く滑れない」というところで、ある程度やったところで何となく諦め、遠ざかってしまったような気がする。
今、伏線回収の時が来てるわよ!
忘れていたあの瞬間
この合宿の前に、【スキーの魅力、印象】などを言語化。
解放感、達成感、景色の美しさ、風との一体感…など、思い出しながら書き出したのですが、実際に滑ってみて。一番忘れていた感覚を思い出した。これが最高に楽しいんじゃん!ってやつ。
「エッジに乗ると板が加速する」
加速するというか、本来のスピードが出るというか。表現合ってるかな。滑れる方、分かりますよね。
ズルズルという抵抗が無くなり、雪面をサーッと切っていく感覚。板と体の感覚をピッタリ合わせて、雪面の状況を判断し、ギリギリの一点に体重を乗せ、ぐんぐん走って風になる。
そして、ある程度の斜度とスピードが無いとこの感覚は出ない。
そこから見える世界。
👉
◎エッジ=自分の個性
大きな板の一番外側を囲む、切れ味鋭い部分。エッジ。それは自分の個性と重なる。
自分を理解し、周りの状況を判断、一点に集中して踏み込むことで、抵抗を突破し加速する!
◎ある程度の斜度、スピード=ちょっと勇気のいる状況や時代の流れ
何度も転びながらも挑戦し、走り抜ける感覚を体で覚えていく。
その中でこそ味わえる醍醐味。
個性という道具、強みを自在に乗りこなすことが出来れば、自由、解放の世界がある。
伏線回収、そして未来へ
この感覚、そしてこの言語化、そして私が作り出す世界。そのためにあの頃の私はスノーボードに夢中になったんだ。
夢中にさせてくれたあの物事。ちゃんと言語化して、人生においての意味を見出してあげましょう。感謝と愛を込めて。
スノーボード、3年くらい前に道具やウェアを思い切って断捨離してしまっていたことをずっと後悔していたのだけど。きっとこの日のため、この先の未来のため、ずっと私の中に引っ掛かっていてくれてたのだと気付きました。
また毎年行こう。大好きな雪の世界へ。写真には収まらない感動がそこに。