ハーフマラソン
RUNNET(大会エントリーサイト)を見ていたら、何やら楽しそうな大会が。
“芝生で敷き詰められた広い米軍基地は、アメリカンムードがいっぱいのフードやビールでアフターも楽しめます。新緑を楽しみながら異国の空気を一緒に感じましょう!”
フルマラソンしか走ったことが無いので、どれくらい走れるものかハーフも挑戦してみよう。アメリカンフードとビールを楽しみに。ということで友人たちに声を掛け、挑戦してきました。4/27(日)
過去ブログはこちら⇒静岡マラソン2025大会|フルマラソン挑戦への軌跡|ランナーへの道
3/9の静岡マラソンの後休養が足りなかったのか、2週間くらいしたところで足首を故障(おそらく腱の炎症と微細な骨折の合わせ技)し、痛みと腫れでそこから3週間の完全休養。走れないのでジムに登録し筋トレをしたり、ストレッチやセルフケアを入念にやったりしりつつ、この大会の2週間前から練習再開。しかし体力は激落ちくん。少し走るだけで心拍と息が上がり、1kmもしないうちに歩いてしまう程。さぁ結果やいかに。目標タイムは2:05:00。
JR相模原駅に降り立ち、流れに乗って歩いて行くと5分ほどで入場ゲートへ。身分証と荷物チェックを受け、会場入り。軍事用車両を横目に見つつ歩くと、そこかしこに外国の雰囲気。

受付で参加賞のタオルを受け取り、更衣室で身支度をして、友人たちと合流。
仮装OKとのことで、(仮装レベルではないが)ベイマックスルックに。米軍基地だけに。


アメリカらしい仮装、ということがテーマで、3名に仮装賞の表彰あり。トランプ大統領とマリリンモンロー×5、謎のアメリカンヒーロー、などなど楽し気な方々が走っていました。
9時頃に体操が始まり、いつの間にか開会式が行われ、30分くらい前になったところで出走の列に並ぶ。
スタート
気温は23℃、風速10メートル。スタートを待つ間に体が冷えてくる。
10:00、出走。ゆっくり始まる。私は息が上がらない程度に抑え、徐々に体を慣らしていく作戦。敷地内を2周半する周回コースで、途中に陸橋が1つ、2往復する。ほんの少しの坂道なのだけれど走り抜けると地味に辛いのが分かっているので、ピッチは維持してストライドを狭く乗り切る。
周回なので追い風の区間があれば、猛烈な向かい風の区間も。気温は高いが風に助けられ暑すぎないが、なかなか進まない。
3km間隔くらいで設けられた給水ポイントでは水とスポーツドリンクの提供。国際親善大会と言いつつも、走っているのはほぼ日本人。外国の方はほんの数名お見かけする程度。
敷地内は芝生が敷き詰められたエリアから、並木があったり日本庭園風のエリアがあったり、たくさんのコンテナがあったり、大きな車庫や倉庫のような建物から、生活棟らしき建物まで。普段入ることのできない場所なので、もの珍しくてドキドキワクワク。
そしてスタート前のアナウンスでは、スタートゴールエリア以外の場所は撮影禁止ということと、急病人が出ても119番通報はしないでということが。敷地内の特殊事情。
私はというと45分7kmくらい走ったところで調子が上がって体が動くように。(もっとアップしてから臨むべきなのでしょうが、今のところアップしてしまったら最後まで体力持つ気がしない。)
ゴール
そこからは程良いペースで楽しく走るも、やはり後半になってくると苦しい。先月フルを走った際のハーフの記録は何とか抜きたい。成長を感じたい!先月の私に負けない!諦めない!最後までやり切るぞ!と走り抜けゴール!
タイムは手元の計測で〈2:12:29〉。先月の記録は超えたが、もっと行けたはず。頑張れば故障してしまうし、頑張らなければ現状維持。これ以上速くなるのは無理なのか…? なんて進まない私の人生…!
という自責の想いが駆け巡りましたが、2年前は走れもしなかったところから考えればとても進化している。走り始めてからだって、わずかだが進んでいる。ないものではなく、あるものに注目する私でいよう。と、このブログを書きながら意識をアップデート。
大会に向けて練習し、出走するたびにいろいろな課題に気付く。挑戦し、改良を重ねて、また次へ向かうのみ。
今回の新装備は5本指ソックス。いつもは第4趾が擦れて水ぶくれになるが、今回はならず。しかし、ちょっとだけ長い右第2趾先端が圧迫されて爪が内出血になったのと、足底のガングリオンの出っ張りが擦れて水ぶくれに。総合的には趾が独立していることによって足裏全体をよく踏めている感じが出ていたので、良かったのではないでしょうか。装備は毎回の学び。
ゴールした友人たちと合流し、楽しみにしていたアメリカンフードとビールでの祝杯!


屋台には長蛇の列ができていてなかなか食事にありつけなかったのですが(40分近く並んだかも)、4人で手分けしそれぞれ物を調達。ジャンキーでも走ったし良いよね!でもおそらく、走って消費した以上の摂取カロリーとなったのでした。

友人たちとのそれぞれの挑戦&達成、美味しい楽しい時間を共有し、最高にハッピー。そんな素晴らしい時間を堪能し、帰路につき始めた頃から何だかお腹が痛い…。帰宅しトイレにこもる。長距離(10~20km以上)を走るとかなりの確率でこの腹痛(いわゆるランナー下痢)を起こす。
サプリメントは適度に摂っているし、筋トレもピラティスもラン練も適度にやっているはず。睡眠はバッチリ。当面の課題は食事の改善とみる。今は好き放題食べていること、常に便秘なこと(下剤なしでは生きられない)、このランナー下痢、あとは疲れやすくロングスリーパーなことなどから、腸内環境改善のための食事を試してみようと、行き着いたのは低FODMAP食とグルテンフリー。ひとまずやってみよう。覚悟は決まった!
実はこの江田証先生の本を一冊持っていたけれど積読でした。今こそ活用の時。
さぁこれからもランナー道を張り切って走り抜けましょー!
