「整える」ということ|トレイルラン大会で施術をして感じたこと

ボディケアブースを担当しました

ニュージーランドから帰国して3日。
まだ興奮冷めやらぬまま、表丹沢へ。

2/22(日)、秦野市の表丹沢野外活動センターで開催された

  • 「表丹沢野外活動センターフェスティバル」
  • 「第2回 6時間耐久 表丹沢 Loop Challenge」

にて、ボディケアブースを担当させていただきました。

主催は、私の所属するトレイルランニングチームのボスでもある、三浦裕一さん。

今回は、ランナーの方から一般参加の方まで、本当にたくさんの方に施術を受けていただきました。

10分のボディケアブース

今回提供したのは、

  • 全身的な整体ストレッチ
  • 貼る鍼

を組み合わせた、10分間のケア。

大会会場ということもあり、限られた時間の中で「少しでも体が楽になること」を目指して施術を行いました。

走り終えたランナーさんたちは、

  • 脚の攣り
  • 全身疲労
  • ランナーに多いスポーツ障害

などのご相談が多め。

一方で、ランナーも一般の方も共通して圧倒的に多かったのが、

「肩こり」と「腰痛」。

やはり日々の疲れは、しっかり体に現れるのだなぁと感じました。

走る人ほど、ケアが必要

トレイルランナーの皆さんは、さすがに筋肉がしなやかで、体の使い方が上手な方が多いです。

でもその一方で、走り込みによる負荷が積み重なり、筋肉が硬くなっている方も少なくありません。

頑張れる人ほど、頑張りすぎてしまう。

これはランナーに限らず、多くの方に共通していることかもしれません。

だからこそ、

  • 休養
  • ケア
  • 体の声を聞くこと

はとても大切。

長く、楽しく、好きなことを続けていくために。
鍼灸やボディケアも、コンディショニングの選択肢の一つとして役立ててもらえたら嬉しいです。

実は、施術前にも “もう一つの仕事” がありました

今回のイベント施術、実は私にとって初めての取り組みでした。

まず最初にぶつかったのが、

「イベント会場で鍼灸を行うには、どんな手続きが必要なんだろう?」

という問題。

秦野の保健所に問い合わせをし、必要な手続きを一つひとつ確認するところからスタートしました。

今回の形は、

「イベント会場で、一日限りの施術所を開設する」

という扱いになるため、

  • 施術所開設届
  • 廃止届

を提出する必要があります。

施術スペースや待合スペース、換気設備、ベッド、鍼の保管場所などの写真を撮影し、部屋のサイズや窓の大きさを測って図面を作成。

書類を整えて郵送し、収受確認まで完了。

なかなか大変でしたが、その分、安心して施術を受けてもらえる環境を整えることができたと思っています。

ちなみに当日、同意書を確認したところ……

施術人数は27名!

自分でもびっくりしました。
そりゃご飯を食べる時間も無いわけです(笑)

「整える」ということ

今回の活動を通して、改めて感じたことがあります。

イベントでの短時間ケアは、体をゆるめる “きっかけ” にはなっても、

  • なぜそこが痛くなるのか
  • どうして疲労が抜けないのか
  • 日常のどんな癖が影響しているのか

といった部分まで丁寧に見ていくには、どうしても時間が足りません。

だからこそ、普段私が治療院で、

  • お話を聞き
  • 体を診て
  • 動きや状態を確認し
  • 施術を組み立てている

その時間には意味があるのだと、改めて感じました。

鍼灸師は国家資格を持つ医療職です。

どんな場所であっても、

「安全に、安心して受けてもらえること」

を大切にしながら、これからも体と向き合っていきたいと思います。

体を大切にする “きっかけ” に

今回施術を受けてくださった方の中には、

「普段、ほとんどケアを受けたことがない」

という方も多くいらっしゃいました。

10分という短い時間でも、

「少し体を気にしてみようかな」
「こんなに違うんだ」

そんな風に、自分の体と向き合う小さなきっかけになっていたら嬉しいです。

そして、本当に必要なケアは、いつでも治療院でお待ちしています。

楽しかったけれど、本当に大忙しの一日。
でも、それ以上に充実感の大きな時間でした。

ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!