冬の本格縦走登山【沼津アルプス】静岡 2023.2.5

海と山、夢と志

先週に引き続き静岡遠征。水平線からの日の出がちょうどよく電車の窓から見えたことに気分を良くし、今週も行ってみよー!

っとなったけど、一週間で日の出時間はずいぶん変わるもの。今週はちょうど全体的に海が見える根府川あたりではけっこう日が昇ってしまっていました。2/5(日)

それでもまあまぁ

今年の目標の一つ、「毎週山に行ける体力と予定調整力をつける」。そう、私は毎週山に行きたいのです。

しっかり仕事して、思いっきり遊ぶ。ただ、オンとオフとかの感覚は曖昧になっているし、何か分ける必要あるかな?と思っている。勤め時代は仕事とプライベートの境が明確にあったけど、今はあまり無い。私がやっている全ての物事が、私の夢に繋がり、その先の志に繋がっている感覚があるから。私にとっては鍼灸も山もブログも、ピラティスもプールも、食べるのも寝るのも仕事であり遊びであり、夢であり志である。胸を張って遊んでいます。

駿河湾、伊豆半島、大きな空

今回はこれまた気になっていた沼津アルプスへ。沼津アルプスとは、沼津にある低山の縦走コースで、『香貫山から南へ横山、徳倉山、志下山、小鷲頭山、鷲頭山、大平山と続く山稜線を地元の愛好会が整備し、名づけたもの。標高は一番高い鷲頭山でも392メートルと低山ではあるが、起伏が激しく鎖を伝って歩くところもあるので、登山用の装備が必要だ。』(沼津市HPより引用)

低山だし、そんなにキツくないだろう、と思っていたのですが、ここは本格的でした。ちょっと何度か登山をした人向けです。

アルプス縦走スタート

沼津駅で電車を降り、バスに乗り多比へ。そこから登山開始。左手に海を見ながら、富士山に向かって北上する北ルート。

今回は登山前に青島みかん(小6個)とマイヤーレモン(2個)をゲット🍋

冬は空気がしんと透き通っていて、体の芯からすきっとする。いっぱい呼吸して、肺の中の空気を、全身の酸素と二酸化炭素を全部交換する。山に来られて幸せ全開。これだけで確実に細胞若返ってるな。

コースタイムは6時間半。看板はたくさん立っているのだけど、分かりにくいところもある。アップダウンが激しいけど、お子さんからシニアの方まで、けっこう多くの登山者がいました。

予想より雲が多い、鷲頭山
良い眺めだった志下山
自撮りを見られていて恥ずかしいの顔
ここらで山おやつ
変化に富んだ自然の風景

ほぼ樹林帯の中を行くのだけど、伊豆半島や駿河湾、南アルプスが見渡せるパノラマ展望台があったり、鎮守の森の雰囲気があるすごくいい感じのエリアがあったり、急登や鎖場があったり、鳥の声が賑やかだったり、季節のお花が咲いていたり。虫たちは少なかったかな(虫は苦手)。飽きることなくずっと歩いて行けます。何より、間近に海を見ながらの山歩きは新鮮。

志下山と徳倉山の間の森、すごく良い雰囲気

山歩きが好きだけど、植物の名前や見頃などをほとんど知らない私。素敵な森に足を踏み入れた時、植物についてちゃんと知りたいな、と思い、次のテーマはこれだな💡と感じる山旅になりました。

平和な山頂、徳倉山

冬なのにとても暖かい日で、夏のようなガスが湧いてきて、富士山はお隠れに。

鳥の鳴き声がとても賑やかだった

香貫山の中腹、見晴らしエリアでは椿が咲き誇る。雪の冬も、花の冬も、日本はいろんな表情を持っていますね。

椿
椿ロード
香貫山の展望台、本当は奥に富士山が

最後の香貫山を越え下山、黒瀬から沼津駅へ。

冬でも、冬だからこそ

昨年までは冬の活動は、・雪山はハードルが高いし・寒いからちょっとな… などと理由を付けてほぼ山には行かずだった(でも、行かなきゃ行かないでモヤモヤしてた)けど、それは思い込みだったと気付きました。行こうとしていなかっただけ。目を向ければ冬でも私でも行けるところはこんなにたくさんあるし、冬だからこそ咲いている花があって、冬だからこそ見える景色がある。

早めに下山できて余裕があったら沼津港で海鮮食べたいな、と思っていたのだけど、ハードな5山7峠を越える沼津アルプス、そんな余裕はなく、ヘロヘロですぐに帰りました。帰り途中どこかで帽子を落としてしまい、翌日凹んだ(無事回収)のはまたどこかのブログで。

冬の低山、本格縦走コースでした。次は海鮮食べに行こう🦐。

今日もthanks