オリジナルTシャツ作り|喜色満面の偏愛ワールド|山ガール日記 2023.9.22

お気に入りをレベルアップ

遡ること7年前、奥穂高岳への登山を計画中に「お揃いのTシャツで行かない?」の一言から始まった私たちのアルプス部Tシャツ。せっかくならオリジナルデザインにしようよ、イラストはプロに、と木下ようすけさんにお願いして出来上がった。

2016年涸沢にて

超〜お気に入りで、以来山に行くときはこれ一択。何度も増産を重ねてきたのだけど、プリント業者に頼むと黒一色など単色しか出来ない。

「プリントも好きな色でやってみない?」ということで挑戦してきました。

限界突破

シルクスクリーンプリントが体験できる吉祥寺のHANDoさんにて。いつもの山ガール仲間のみなちゃんと。

全くの初心者なので、手取り足取り教えてもらう。まずは版を作ります。シルクスクリーンとは、メッシュ状の版にインクを通過させる部分と通過させない部分を作り、版の上にインクを乗せ、ヘラでインクを押し出して印刷する方法。

版に水を掛けて、プリント部分の孔を空けていきます。コーティング部分を溶かしている作業のようです。

くるくる丁寧に

溶かし終わった後はドライヤーで乾かし完成。

ブロー

版が完成したら、固定する器具に版とTシャツをセットし、インクを載せていきます。いきなりマーブルカラーに挑戦。自然のカラー、青緑黄の3色で。

ちょんちょん

インクを載せ終わったら、ヘラで一思いに伸ばす!これが緊張するー!やり直しはきかないから。でも正解は無いし、一期一会の色に出会うという幸せを楽しむ気持ちで。

うおー!

緊張したけど、何となくマーブル模様にはなりました。

私たちが持ち込んだTシャツの多くは、山で着られるように速乾素材の化繊。化繊にプリント出来るインクは種類が少なく、思った色が無かったので、自作のミックスカラーにも挑戦。

ゴールドやシルバーなどのカラーも超可愛かった。

Tシャツは半袖も長袖も、トレーナーまで。素材や色、形の様々な無地の服がお互い5枚ずつ、計10枚。全部違う色をプリントしようと欲張っているので、一回やる毎に版を掃除。これが時間が掛かる&版に負担が掛かり、結局8枚で時間切れ&版も限界を迎える。

赤と白でピンクを作った
偏愛ワールド

もー最高に楽しかった!おかげさまで世界に一つだけの宝物が出来ました♡

作ったは良いものの愛おしすぎて着れる気がしないけど。着ないのももったいないけど。とりあえず自室の壁に掛けて毎日眺めています。

私はあまり色などのセンスが無くこだわりも無いのだけど、センス抜群こだわり上々のみなちゃんがいてくれたことで、こんなに素晴らしく楽しい世界を覗けました。

お気に入りを愛でまくる。さらに手を掛けてみる。=喜色満面の最強ワールド!

いつだって好きなものに囲まれて、好きなことをして生きて行こう。

オリジナルデザインもオリジナルプリントも超幸せで超オススメです。

またやるぞ🌟

番外ランチ編。吉祥寺駅近くのフレンチレストラン、ビストロナナカマドさん。お店を選んだポイントは名前。ナナカマドって山々しいからね。ビルの7Fの窓からは井の頭公園がよく見える、素敵なレストランでした。

メインは牛をチョイス🐄