無いものがある、という完璧

春はもうすぐそこ

先日友人と東京散歩してきました。向かったのは皇居。ものすごく寒くて北風もぴゅーぴゅーだったけど、梅や桜の花が咲き始めていました。2/15(水)

バラ科のボケ、真っ赤でかわいい

植物は、葉っぱやお花や蕾が一斉に揃う時はないし、こっちのお花が咲いている時、こっちのお花は枯れていたり、どこかは必ず欠けている。不完全であることが、命や人生の宿命。いや、欠けているものがあって、それで完璧。

寒桜が咲き始め

雲だって、あってもなくても、自然の景色はそれで完成形。

澄み渡る青空!
夕日の和田倉噴水公園
武道館LIVE

実はこの日の夜はofficial髭男dismの武道館LIVE。友人が好きだというので一緒に行ってきました。LIVEでの出来事、ボーカルのサトシくんの声が上手く出ていなかった。それが悔しくて泣いていた彼。ただ、やはりレベルの高い人、「歌を歌うこと、みんながいることの大切さに気付くための出来事だったと思う」と(たぶんこういう内容だった)。アーティストさんはアウトプットの連続で、言語化も優れているし、俯瞰力も高いのでしょう。その場ですぐにそういう意味付けが出来る。さすがです。

あの時はあれが完璧だった。不完全なところがあった。だからこそ彼が感じた想い、みんなが受け取った想い。それで全部が揃っていたあの日あの瞬間。私はそう思います。

私たちはいつも完成形を目指して努力して、最高の結果を出したいと願っているけれど、不完全で良いのだと思う。欠けているものだって、それが“ある”ということ。

満員武道館!

私はそこまで彼らのファンというわけではなかったのですが、この経験をするために行ったのだな、と思った出来事。とても良いLIVEでした。ありがとう、いつかまた行こう。

いつだって完璧

無いものが“ある”という完璧。

出来ない自分もダメな自分も、それがあってこその私。それが自然、それが命、それが人生。だから良い、だから楽しい。私もあなたも。たぶん絶対そう。

今日も奇跡の瞬間の連続の人生を生きましょう。

今日もthanks🌟