終わりは、始まり
ヨーロッパの街歩き番組を見ていた時、こんなようなセリフを耳にしました。素敵な田舎町に移住し最近お店を開いたという女性の言葉。
「一つ扉が閉まる時、大きな扉が開く」
何かを終わらせると、新しい何かが始まる。
立て続けに…
山の帰りに帽子を紛失。最後の最後のバスで落としていて、家からすぐ近くの営業所にあって、結局はすぐ手元に戻ってきた。無くしたと気付いた時、すごく悲しくて悔しかったのだけど、頭の中には「次はどんな帽子を買おうか、どこで買おうかな」という別の未来がよぎったのも事実。
その翌日は、施術で着用している白衣をお灸で焦がしてしまった。これも気に入っていたしすごくショックだったのだけど、可愛いワッペンを付けてリカバリー。世の中には可愛いワッペンがたくさんあった。このことが無ければワッペンという世界に目を向けることも無かった。
何かを失くすと、新しい何かが手に入る。
本当に欲しいものを手に入れるために
私が尊敬している断捨離提唱者のやましたひでこさん。
「モノを捨てると、空間が生まれる。」
何かを手放すと、何かが手に入る。
手放すのが先。扉を閉めるのが先。
本当は手放した方が良いことってたくさんあると思うのだけど
執着とか、ジャッジメントとか、不安とか、目の前の妥協とか、本当はやりたくないこととか、自己否定とか…。
それを今必要としている自分も受け入れて認めてあげたら、そっと握っている手を放してみよう。新しい何かが手に入る。新しい世界が始まる。大丈夫、必ずそうなってる。
本当に欲しい未来のために。
自由に軽やかに生きましょう。私も、あなたも。