山が好きだ
友人と富士山に行こうと入門の登山靴を買い、初めて登山をしたのが今から10年前。それまでは山なんて「わざわざ疲れることをして何が楽しいの?」って普通に思っていました。
山道を歩いていくのは辛いし苦しいのだけど、一歩一歩進んで行けばあんなに遠くに見えた場所にも到達出来ること、山頂からの祝福の景色、奇跡に包まれる自然との一体感。山での体験にはまり、一人でもどんどん行くようになり、山のためのライフスタイルになり、気付けば立派な山ガールに。
無価値だと思い込んでいた自分の中に悟りの輝きを見付けたのも山。
いろんな世界を見せてくれて、いろんな人生観を教えてくれるのも山。
自然の素晴らしさを伝えたい。
今ここに生きる奇跡を伝えたい。
そんな思いでしょっちゅう山に行っています。
山の形
今後私はどうやってそれを形にしていくのだろう?
↑いまここ
普段山に行っていない方からも、一緒に山に行きたいとぽつぽつオファーをいただくようになりました。疲れない歩き方とか、何だとか、そういう普通のことをガイドする人になりたいのではなく(もちろんそれもしても良いのだけど)、私は感動を伝える人になる。山にも人にも貢献するし、好きなことで生きていけることも証明する。
きっと何らかの形を作っていきます。向かおうとする意志があれば、きっと辿り着く。
私は山
山は大きく深く、優しく厳しく、そこにあるだけで喜びと癒し、尊敬と畏怖の念をくれる。水が湧き、草木が芽吹き、花が咲き、風がそよぎ、時には噴火や雪崩などの猛威を振るいながらも、登山者たちが憩う喜びの場、挑戦を受け止める達成の場、人生を感じる学びの場、奇跡が溶け合う感動の場。
私はそんな山みたいな人になる、山みたいな場を作るのだ。
朝焼けの美しさ
今の自分の状態を一言で、というワークをやるとき、「夜明け前」とここ数年言っている私。何かが見えそうなんだけど、まだ見えていない。掴めそうなんだけど、まだ掴めていない。
そんな状態が長くて、もどかしいのだけど。でも夜明け前ってめちゃくちゃ空がキレイなんだよ。美しいグラデーションに世界が染まるんだよ。
刻一刻と色彩を変えながら生み出されていく今という瞬間。世界はこんなにも美しい。
とんでもない日の出を拝みに行こう。夜明けはもうすぐ。