怪我の功名その2|体と心、命からのメッセージ

原因不明

先日、全くの原因不明の骨折をしました。

寝ている状態から起き上がった時に胸の痛みがあり、その夜は痛みでよく眠れず。呼吸をする時、横になった時(仰臥位も伏臥位も痛いが、特に側臥位で痛み)にまあまあの痛み。激痛ではないけれど。感染症からの療養明けすぐだったので、「ウイルスが胸膜に飛んだ?後遺症で肺か心臓か?」と心配し、翌日内科へ。まさか骨とは思っていなかったので。

血液検査、心電図、レントゲン、CT検査をしてもらったところ、なんとCT画像で「肋骨が折れているよ」と。確かにぱっくり折れている…。でもなぜ…。咳もくしゃみもしていないし、ぶつけても転んでもいない。全く身に覚えなし。※心臓や肺には何も異常なく、健康体でした。

整形外科の先生が来るのが別の曜日だから、またその曜日に来てと言われその日は帰される。

そして4日後、整形外科の曜日に改めて受診。「一般的によくあることなのですか?」とDr.に聞いたところ、よくあるとは言わなかったけれど、「若い人は骨も強いが筋肉も強いので、骨が筋肉に負けることはある」と。私全然マッチョじゃないけどな。そういうこともあるんですね。

「何か病気とか?血液検査などはしますか?」「必要ない」、「骨粗鬆症とか?」「骨密度測定してみようか」

ということで骨密度測定、結果104%。むしろ強いじゃん…。骨粗鬆症の心配は全くなし。骨がちょっとずれているくらいの骨折だから2週間くらいで良くなるのでは、とのことでした。

痛みの程度と経過については、痛みが発生した時(おそらく骨折時)が一番痛く、そこから4日ほどでほとんど気にならない程度まで減少。外傷性ではないので骨膜損傷がほとんど無いのか、先々月同じく肋骨に外傷性のヒビを入れたときよりは全然痛くなかった。これ気付かずに骨折している人もいそうだな。

骨の意味

骨に関することわざ「骨折り損のくたびれ儲け」「粉骨砕身」「一将功成りて万骨枯る」など。苦労することや努力することを表すことが多い。

「私は骨が折れることをやっている」、苦労人というアイデンティティがあると、事故による骨折を引き寄せるそうだ。

また、肋骨は肺や心臓、大切な臓器を守る骨格であることから、「私を守るものが無い」と感じているときに肋骨の症状を作るそう。

確かに自分のことを「苦労人」とは思っているな…。無駄な苦労を背負い込んでる自覚はあります。

骨というハード面に対して筋肉というソフト面が頑張りすぎているのかな。身の丈を知りなさいということか。

中でも一番響いたのはこれ。「気骨(きこつ)がある」。気骨とは、自分の信ずることを貫こうとし、容易に人に屈服しない、強い心。信念貫きなさいよと。屈服してるんじゃあないよと。超納得。涙が出てきました。強く生きます。

体の部位にはそれぞれ意味があり、ことわざなどになっているので、そこからメッセージを探る。

今回は原因不明の肋骨骨折だったのでこういう風に考えましたが、実は病気などもその根本を探っていくと原因不明の場合がほとんど。なぜ他の部位ではなく肋骨なのか。なぜその病気なのか。なぜその部位なのか。何らかのメッセージが表現されていると思わざるを得ませんよね。

命の限り

本当に何もしていないのに骨折をするなんて、何か大きな病気なんじゃ…。いつの間にか骨折、などで検索しまくり、骨粗鬆症か、骨軟化症か。甲状腺関係か、はたまた骨腫瘍か…。などと考えをめぐらせ、受診の前日から当日は本気でドキドキしました。

Dr.はちょっと冷たい感じで「血液検査?必要ない」と言い切ってきたので(おそらく他に症状も何も無く私が健康そうだから?)、心配が一蹴されてまぁ良かったけど。ついでに何か健康状態が分かれば良いなと思ったけど、それはまた別の機会に。

いつも「明日死ぬかもしれない」とか「いつ死んでも良いように今日を生きる」とか口では言っているけれど、本心では明日もかなりの高確率で生きていると思っていたんだな…。「本当に死ぬかもしれない確率が高い」という事実が迫ってきた時の覚悟なんて全然出来ていない。それはそれで普通で健全なのだろうけど。

でも、もし本当に余命がわずかだとしたら。

私の今の生き方が病気や症状を作り出しているのだとしたら。

全力で私の人生を生きたい。好きなことを好きなだけ、命の限りやって死にたい。

大事なことは、そこだ。

お金が溜まらなくたって、世間的にどう思われようと、私は好きなことをする。他の誰でもない、私の人生。

そうしなければきっと、人生は病気や症状などのあらゆる形で表現をしてくるだろう。やりたいことをやりなさいと。

前回ブログで書きましたが⇒怪我の功名|体と心、命からのメッセージ この怪我と感染症では足りなかったのでしょうね、私は生き方を見直すところまで行っていなかったから…。

私の超念願中の念願オブ念願だった山域への旅を阻止してくれた今回の出来事。そこまで日常生活に支障はない形で与えてきたところに多少の優しさを感じなくもないですが。本当に本当にこの山旅がおじゃんになったことが悲しすぎてショック過ぎて、また骨折が原因不明だったことで、本気で考えました。ちゃんと「転機となった出来事」にしよう。

病気や症状は、人生からのメッセージ。

もっともっと好きに生きるぞー!

今日もthanks🌟