神奈川箱根【駒ヶ岳】元宮神社と箱根のシンボル 2024.8.12

山の日

実は山の日に山に行ったことが無い私。以前お盆の時期に山に行った際、道がとても混んで登山口まで辿り着くのが大変だったこと、山中で混雑するのは好まないこと、雨や雷の心配などが多いことなど、いろいろと感じたので、ここ最近はお盆や連休に積極的には山に行かない。と決めている。今年は暑さや↑などの条件の悪さを鑑み、山オフ期間をお盆から8月~9月中旬に拡大、代わりにコーチ仲間と1泊2日の箱根オフ会合宿へ。ノン体力な予定、と思っていたのに、チェックアウト後に皆は駒ヶ岳ロープウェーに乗り箱根元宮神社へ行くと。

ロープウェイに乗るのは山ガール的には何だか癪。でも駒ヶ岳って確かずっと登山道が通行止めになっていたような。

と調べてみたところ、何と前月7/19に約9年ぶりに開放となるとな。

これは行かねばならぬ!と、私は一人で登山することを選んでみました。8/12(月)、山の日の翌日のはなし。

箱根オフ会の様子はこちら⇒行動を起こす理由、阻む理由とは|やりたいことが今やっていること|エッセンシャルコーチング日記

箱根のシンボル

駒ヶ岳、標高1,356m。箱根のシンボル的な山で、芦ノ湖畔から山頂までロープウェイがあり、7分ほどで山頂に立てる。山頂は草原で展望が良く、眼下の芦ノ湖をはじめとして、富士山ほか抜群の展望を誇る。だそうだ。登山口の防ヶ沢は840mなので、約500mの標高差を登る。コースタイムは山頂駅まで95分。

皆がロープウェイに乗る箱根園の少し手前の山道、防ヶ沢の登山口で一人車を降ろしてもらう。この時点で午前11時半、ガスはしっかり沸いていて展望に期待できないのは承知の上で、歩き始める。

行ってきます!

登山道は開放に合わせて整備してくれたのでしょう、9年も通行止めになっていたとは思えないほどしっかりとした綺麗な道。

標高が低いので激暑。すぐに汗びっしょりになるも、淡々と登り上げるのみ。山頂までを刻む標柱があるので、それを励みにしながら。

可憐な小さなお花たちもちらほらと。

ダイコンソウ

登山口から1時間弱、山頂部が見えてきた。晴れたりガスがかかったり。この辺りになると風が若干涼しく感じる。

山頂だ
シモツケソウ
登山道の脇にたくさん

ちょっぴり崩落しているところはあるものの、危険個所はほぼ無し。

進め

やっぱり激暑でペースは全然上がらない。コースタイム近くの80分ほどで山頂駅へ。ロープウェイ乗り場で待っていてくれた仲間たちと感動の再会。80分ぶりに。笑

達成!

こっそりロープウェイで登ってきたんじゃないのか?!との噂でしたが、ちゃんと自分の足で登りましたよ。

その後はそれぞれの帰路へ。私は元宮神社へ参拝し、山頂部の遊歩道をぐるっとしてから、再び登山道で一人下山。

本宮神社
到着
山頂標識
マルバタケブキ
ホタルブクロ
アキノキリンソウ

ちなみに、夏でも展望を望むのならば、朝早くをオススメします。午前8時くらいまでならきっと景色が見えるはず。

主体的選択

歩きながらふと気が付いた。私は一人が好きだ。それには、一人の時間を堪能するのが好きというのはもちろんだが、たとえ一人になったとしても自分がこうしたいという選択を主体的に出来ていることへの満足感もあるのだな、ということに。

自分勝手を許してくれる仲間たちに、改めて感謝を。

バイバイ!

大涌谷方面は相変わらず通行止め。火山ガス注意。

進入禁止
恋人関係ある?

下山後はバス停を目指し歩き、湖尻から小田原行きのバスに乗車。タイミングよく飛び乗ったものの、大涌谷の辺りを通っていく路線のバスで、お盆の大渋滞に盛大にはまる。箱根湯本まで2時間近くバスに乗っていたような?!でもなかなか行かない大涌谷周辺、荒涼とした景色に変化に富んだ箱根の豊かな自然を思い知るのでした。

宿から見えた大涌谷

ノン体力のつもりだったのが結局ちょい体力となった箱根旅。今は暑いのでオススメしませんが、涼しくなったらアクティビティに駒ヶ岳登山はいかがでしょうか。

今日もThanks🌟