開催しました
私、鍼灸師芦名の主宰する鍼灸有宮と、高校時代の友人であり、管理栄養士の富山彩ちゃんが主宰するなのはなキッチンが、第2弾コラボレッスンを開催~!10/3(月)
今回のテーマは『更年期のケア』
当院で多い相談内容でもあります。
女性は閉経をはさんだ前後5年ずつの約10年間、のぼせやほてりなどのホットフラッシュ、イライラや気分の落ち込み、頭痛や肩こりなど、いわゆる「更年期症状」と呼ばれる様々な症状が出ることがあります。閉経に向かって女性ホルモンであるエストロゲンが減少していき、それが自律神経に影響を及ぼすためです。調査結果によると、女性の半数以上が悩むそう。
毎月来る生理、卵巣機能から”卒業”していくための、体の自然な変化になりますが、あまり症状が辛くなると、日常生活にも支障が。
セルフ鍼灸講座
体とうまく付き合っていく方法として、私からは鍼灸のツボ・セルフ鍼の講座を。
心と体を一体と捉える”心身一如”、人間も自然の一部であり、その内部活動自体が自然と捉える”人体は小宇宙”…。東洋思想のこの全人的思想。今も昔も変わらず真理ですよね。本当に深遠で素晴らしい東洋医学が大好きです。
簡単に東洋医学や鍼灸の効果についての紹介と、更年期のケアに効果的なツボ、貼る鍼とお灸をお伝えしました。
貼る鍼は本当に簡単で、貼るだけ!数日間そのままにしておくだけで、継続的にツボに刺激が入るという優れもの。ツボに使っても良いですし、コリなどの箇所に貼ってもOK。打撲のアザなどの上に貼ると、驚くほど早くアザが消えていきますよ。
薬膳講座
後半は薬膳講座。彩さんお手製の黒胡麻とほうれん草の米粉クッキーと黒豆茶で小休憩。黒いものは「腎」を養います。(「腎」とは東洋医学の五臓のうちの一つで、生殖機能と深いかかわりがあるものです。西洋医学の「腎臓」とはまた違って、臓器とその働きなどを含めた概念の言葉になります。)
薬膳と言っても、手に入りづらいものを使うのではなく、身近な食材を使用して教えてくれるので、すぐ簡単に出来ちゃいます♪
今回は「山芋と蓮根の豆乳スープ」
毎回驚くのは彩さんの手際の良さ!ものすごく手の込んだ工程ではないはずなのに、この出来上がりってすごくない?っていう料理があっという間に出来上がっちゃう。お料理は魔法ですね~🍽️
最後に
私が本当に伝えたいことは「痛みや不調は体からのメッセージ」だということ。言葉で表現できない、表現していないことを、体が代わりに表現してくれています。
何故その症状が出ているのか?何のためにその症状を作っているのか?
あなたは本当にやりたいことをやっていますか?やりたくないことをやっていませんか?何となく流されていませんか?
そんな体からのメッセージ。薬で隠してしまう前に。ぜひご自身を振り返ってみて下さいね。
皆さんそれぞれ体の状態や社会的な環境が違いますので、得意も不得意も、お悩みも様々。優劣なんてありません。世界に一人だけの自分、大切にしてあげて下さい。
次回はリクエストの多い『ダイエット』がテーマになりそう!来年3月開催予定です。ぜひご来場下さい(^^)/